着床障害,原因,対処方法,妊娠,病院,治療,治らない

  おもに子宮内膜が薄かったり炎症があって堅くなるなどの問題があるため卵子がうまく

  着床がすることができず、妊娠が難しい状態・受精卵が着床しない状態のことです。

  現代の医療では受精卵が子宮内膜に着床するメカニズムがまだ解明されていないません。

  検査でも着床障害を事前に診断することができず、そのため卵子や精子・卵管などに問題が

  無いにも関わらずなかなか妊娠しない場合、この着床障害が考えられ原因とされる症状の

  治療がおこなわれていきます。

 


     ■ 黄体機能不全が原因の場合

      排卵後のホルモンのひとつに、プロゲステロンという黄体ホルモンがあります。

      このホルモンには子宮内膜を妊娠に適した柔らかくフカフカな状態にする働きがあり、

      排卵前に比べると30倍近く分泌されます。

      でも冷えやホルモンの分泌不足などの原因で、子宮内膜が厚くならない場合などは、受精

      卵が着床しづらく、なかなか妊娠できないケースがあります。
      基礎体温(BBT)は高温期が短かったり、体温の下降の始まりが早かったり、生理前

      の不正出血などの特徴があります

      中医学では「陽」を補う「補陽(ホヨウ)」によって身体を温め体温と内膜の維持を補います。

      

     ■ 高プロラクチン血症が原因の場合

     「プロラクチン」は、授乳時には脳下垂体から分泌されて母乳の分泌を促すホルモンです。

     ですから当然、出産後の授乳期間中にはこのプロラクチン濃度が上がります。

     このプロラクチンには、排卵を抑えたり子宮 内膜が厚くなるのを抑制することで、その

     赤ちゃんの授乳期間中に次の子供を妊娠しにくくするための体の自然な働きです。

 

      通常は、授乳期間が過ぎるとプロラクチンの濃度も普通の状態に戻るはずなのですが、

     この授乳期間を過ぎても濃度が下がらない状態を高プロラクチン血症と呼んでいます。

     プロラクチンの濃度が高い状況下では、前述のとうりプロラクチンが子宮内膜が厚くなる

     ことを阻害するため受精卵が子宮内膜に着床しにくくなり、排卵も障害されるため、受精卵

     が着床しにくくなります。

     基礎体温(BBT)は高プロラクチン血症特有のガタガタ、ギザギザした基礎グラフになります。

     中医学では、肝の働きを滑らかにするなどしてプロラクチンの異常な分泌を改善します。

 

     ■ 子宮内膜の癒着が原因の場合

      性病であるクラミジアに感染したり、人工中絶・出産時の帝王切開などの原因により、

      子宮内膜が癒着を起こして着床障害になっている状態です。

 

      また、この他にも、月経のときに血が逆流して起こる場合もあります。

      とくに卵管や卵巣などの妊娠に関係する器官で子宮内膜の癒着が出来てしまった場合、

      受精卵の着床障害が発生して妊娠しづらくなる可能性があります。

      基礎体温(BBT)は炎症のため、全体に高くなる傾向があります。

      中医学では、炎症を冷ます清熱(セイネツ)や血流を改善して癒着を防ぐ「活血(カッケ

      ツ)」のおくすりを症状にあわせて使います。

 

     ■ 子宮筋腫が原因の場合

      良性の腫瘍が子宮の筋層や内部に出来ている状態です。

      ただ、子宮筋腫のすべてが着床障害に結びつくのではなく、不妊の原因になるかどうかは、

      筋腫が出来た場所や大きさによって左右されます。

      たとえば、子宮の内腔に突き出すように出来たり、大きな筋腫ができて卵管を圧迫して

      いる場合は妊娠しづらくなってしまいます。

 

     ■ 子宮内膜炎が原因の場合

      大腸菌や淋菌などが子宮に入り込んでしまい、子宮内膜に炎症が起こってしまうと

      子宮内膜炎になります。

      この子宮内膜に炎症が起こってしまうと、受精卵の着床が妨げられてしまうので、

      これも不妊の原因(着床障害)となってしまいます。


     ■ 子宮内膜ポリープが原因の場合

      粘膜から発生したイボのことを総称してポリープと言います。この子宮内膜ポリープの

      多くは良性腫瘍で、子宮内膜癌などに悪化することはまずありません。

      ただ、この子宮内膜は、受精卵が着床して育つ大切なベッドですので、

      子宮内膜ポリープが出来た場所や数、大きさによっては、受精卵が着床しづらいなどの

      着床障害となり不妊の原因となってしまいます。


     ■ 子宮内膜増殖症が全員の場合

      子宮内膜増殖症は、子宮内膜が医所うに増殖し、厚くなってしまう症状です。

      必要以上に厚い子宮内膜は内膜表面が硬く着床しにくくなります。また、余分な子宮内膜

      が悪性化しやすいリスクを持っています。臨床での症状としては、不正出血とくに生理に

      続くダラダラとした不正出血や生理時の出血多量などの症状が挙げられます。

 

     ■ 子宮腺筋症が原因の場合

     ■ 卵の成長の未熟さが原因の場合

 

        卵子の老化のページをご参考下さい

 

  着床障害は、上記でお伝えしたように子宮に何かしら着床できない原因があるため着床が阻害されて

  しまいます。

  ですから、着床を妨げていると思われる原因に応じた改善法を進めていくことになります


  ・黄体機能不全が原因の場合ー>黄体機能不全の項を参照ください

  ・高プロラクチンが原因の場合ー>高プロラクチン血症の項を参照ください。

  ・子宮内膜の炎症・癒着・筋腫・ポリープ・増殖が原因の場合ー>子宮内膜症の項を参照ください。

  ・未熟卵が原因の場合ー>卵子の老化の項を参照ください


  妊娠前と妊娠初期に葉酸を摂取することで、

  先天性の異常である神経管閉鎖障害のリスクを低減できることが分かっています。


  ◆ 着床障害に大切なこと

   *良質の血液

   *豊富な血液

   *スムーズに血流


  ◆ 良質な血液を豊富にするためにオススメの食べ物

   棗(ナツメ)やクコ、牡蠣、レバー、ホウレンソウなどの緑黄色野菜

   スムーズな血流のためには

   ラッキョウ、タマネギ、ニンニクなどの辛味野菜などがオススメです。

 

  植物性のたんぱく源として穀物の玄米、小麦全粒粉、粟(アワ)稗(ヒエ)

  黍(キビ)などの雑穀主食に、動物性のたんぱく源として鶏ガラ・昆布

  出汁などをスープ汁物とすると良いでしょう。

  一般的に玄米や雑穀などの種子には、タンパク質もミネラル、ビタミン等

  の栄養素が集まりますが、農薬や化学肥料などもあつまりやすくなります。

      極力、低農薬の玄米雑穀を選ばれることをオススメします。



  食事についても着床障害、上記でお伝えしたように着床を妨げていると思われる原因に応じた

    改善法を進めていくことになります

 

  ・黄体機能不全が原因の場合 ー>黄体機能不全の項をご参照ください

  ・高プロラクチンが原因の場合 ー>高プロラクチン血症の項をご参照ください。

  ・子宮内膜の炎症・癒着・筋腫・ポリープ・増殖が原因の場合 ー>子宮内膜症の項を参照ください。

  ・未熟卵が原因の場合 ー>卵子の老化の項をご参照ください

  ・子宮内膜増殖症の場合 ー>子宮内膜増殖症の項をご参照ください。

  ・卵子の成長が未熟の場合 ー>卵子の老化の項をご参照ください。


    中医学で考えても着床障害、上記でお伝えしたように着床を妨げていると思われる原因に応じた

       改善法を進めていくことになります

 

  ・黄体機能不全が原因の場合

                 ー>黄体機能不全の項をご参照ください

  ・高プロラクチンが原因の場合

                ー>高プロラクチン血症の項を参照ください。

  ・子宮内膜の炎症・癒着・筋腫・ポリープ・増殖が原因の場合

               ー>子宮内膜症の項をご参照ください。

  ・未熟卵が原因の場合

               ー>卵子の老化の項をご参照ください

  ・子宮内膜増殖症の場合

              ー>子宮内膜増殖症の項をご参照ください。

  ・卵子の成長が未熟の場合

              ー>卵子の老化の項を参照ください。




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